株式会社エス・スリー・フォー

1.4 このマニュアルについて

このマニュアルは、Rogue Wave 社の基本クラスライブラリである Tools.h++ の使い方の導入部にあたります。また、読者には C++ の知識があることを前提にして書かれています。C++ をご存知ない場合は、付録 D 「参考文献」に記載されている出版物を参考にしてください。

C++ を使い込んでいるユーザの場合は、このマニュアルと共に 『プログラミング言語 C++ 第 2 版』 (B.ストラウストラップ著、㈱トッパン発行)、『C++ プライマー 第 2 版』 (S.B.リップマン著、㈱トッパン発行)、または 『注釈 C++ リファレンスマニュアル』 (M.A.エリス & B.ストラウストラップ共著、㈱トッパン発行) をお読みになることをお勧めします。『注釈 C++ リファレンスマニュアル』は、しばしば略されて ARM (The Annotated Reference Manual) と呼ばれています。これらの本は、簡潔で正確なスタイルで書かれており、C++ の優れた参照文献です。

1.4.1 特殊な表記法

このマニュアルを読む場合は、次のような特殊な表記法が用いられていることに注意してください。

  • courier フォント (等幅文字) – ディレクトリ、ファイル名、例、オペレーティングシステムのコマンド、関数名、コードおよびコードの一部を表わします (例: RWTPtrHashSet<int RWDefHArgs(int)> hset;, deque<T>, isEqual) ほとんどの関数名は小文字で始まりますが、その後ろの単語の初めの文字は大文字になっています (例: compareTo())。
  • 太字斜体(クラスを表わします (例: RWCollectable または RWCString)。ほとんどの Rogue Wave クラスは、接頭辞 RW で始まります。クラス名はそのクラスの機能を表わし、Rogue Wave のクラスは他社の名前付きのクラスとは区別されています (例: RWIterator であり、Iterator ではない)。クラス名は大文字で始まります。
  • 斜体Rogue Wave 製品名を表わします (例: Tools.h++)。
  • 斜体 または太字のみ – 強調や特殊な用語を表わすために用いられています。
  • 縦方向の省略記号-コードの例では、コードが省略されていることを示しています。
    main()
           {
           .
           .         // 何かが行われた。
           .
           }