4 章: クラス RWDate の使い方
クラス RWDate はユリウス日の数値として格納された日付を表わします。ユリウス日による表現は便利なため、ソフトウェアでは一般的に用いられています。これにより迅速な暦の計算ができ、うるう年などの詳細にわずらわされることなく、一般の日付形式間との変換を簡単に行えます。
ユリウス日の数値は、Tools.h++ で簡単に求めることができます。一般の日付をユリウス日番号に変換するために Tools.h++ が使用するアルゴリズムは、ACM の 『Communications』 Volume6、No. 8、1963 年 8 月付けの 444 ページにある「Algorithm 199」に掲載されています。
グレゴリ暦は現在ほとんど世界中で使用されており、これはローマ法王グレゴリ 13 世によって 1582 年に導入され、その後各国に広まりました。グレゴリ暦は、1752 年 9 月 14 日に英国で受け入れられ、その後アメリカにやってきました。グレゴリ暦の由来を説明したのには理由があります。グレゴリ暦の導入以前の日付に対する RWDate は、グレゴリ方式から推定して求めることしかできないのです。そのような日付に対して、RWDate の出力、またはそのメソッドを使って日や月を処理することは、予期しない結果を招くことがあります。