株式会社エス・スリー・フォー

7章: クラス RWFile の使い方

RWFile クラスは、ANSI-C 関数
fopen()、fwrite()、fread() などを使った、バイナリの読み取りおよび書き込み時の標準
C ファイル操作をカプセル化します。このクラスは、Interviews Class
Library
(スタンフォード大学、1987 年) の PFile クラスをモデルにしたものです。ただし、const
修飾子を使ったり、各オペレーティングシステムに移植できるように、Rogue Wave
によって最新化されています。メンバ関数名は、PFile
クラスと互換を保つために大文字で始まります。

RWFile
クラスのコンストラクタは次のプロトタイプを持ちます。

RWFile(const char* filename, const char* mode = 0);

このコンストラクタは、標準 C 関数 fopen() で定義されているように、filename
というバイナリファイルを mode に設定されているモードで (例: r+) 開くか、作成します。mode
がゼロの場合 (デフォルト)、既存のファイルを更新モードで開きます (モードはUNIX では
r+、Windows 環境では rb+)。filename がない場合、ファイルが作成されます (UNIX
では w+、Windows 環境では wb+)。このクラスのデストラクタはファイルを閉じます。

RWFile のインスタンスを作成後、メンバ関数
isValid() を使ってファイルがうまく開いたかどうかを調べてください。

ファイルの中身を消去したり、ファイルにエラーがあるか、ファイルが空であるか、またはファイルの終わり
(EOF) であるかどうかを調べるメンバ関数があります。